宮城県最古の造り蔵 創業寛文元年(1661年)宮城の地酒「鳳陽(ほうよう)」

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米の醸造による昔ながらの日本酒
イタリアの「食ワイン雑誌」Brrolo & Co.誌 6月号より(日本語訳)
米の醸造による昔ながらの日本酒 Fulvio Piccinino 記

日本酒は、まさに日本を代表するアルコール飲料である。おそらく、イタリアでも多くの方が、その味を経験したことがあるかもしれないが、大半がチャイニーズレストランで供されるアルコールしか感じられない本物の日本酒とは似て非なるものであり、またその印象はいまいちと感じたことであろう。

日本酒は、蒸留酒ではない:
この誤解は、アルコール度数が20〜22度と高く、醸造酒の中では世界で最も高いとされていることに由来する。栄養的な成分でも、どの醸造酒よりもアルコール分を多く含んでいる。また、その香りの複雑さは100通り以上の言葉で表現されその数ではワインの表現を上回る。また、ワインとの違いとしてサービス温度が季節やその品質によって変化すると言う事である。

SAKEという呼び方は正式な名称ではなく、またその意味は日本人にとってアルコール飲料の総称である。実際は、米を醸造して作られたものを “ 日本酒 ” と呼び、さらにその中で “ 純米 ” =純粋な、 “ 本醸造 ” アルコール添加と分別されている。

日本酒の歴史は古く、米の生産とともに歩んできた。原材料となる米は紀元前3世紀より中国で作られていたと言われ、それが日本に伝わった。日本酒は、日本人の生活に欠かせない存在であり、誕生祝い、会社行事、結婚式、また葬式にいたるまで日本酒がふるまわれその場を和ませる役割を担ってきた。

日本酒造りには、“SAKAMAI” と呼ばれる粒の中心部にでんぷん質が豊富な特別な米が使われ、表面にある脂質やプロテインは精米することで取り除かれる。この作業は、どのようなクオリティの日本酒を造るかによって分類され、また水についてはビールに適する水と同様にカリウム、マグネシウム、カルシウムを含み、鉄分はほとんど含まない水が適していると言われている。

クオリティによる格付けとして、中レベルのものを「吟醸」最高のものを「大吟醸」という表示を目にする。大とは日本語で偉大を意味する。
イタリアで消費されているSAKEに表記されている「普通酒」とは、最もクオリティの低い格であり、普通のテーブルワイン同様、品質の格を表記する規定外のものに分類される。(製法概要について中略)

第二次大戦中、多くのものが失われた、米は軍を支える食料として必要とされた。欧州でも同様に品質の高い蒸留酒の製造が禁止される。米発酵で作られたアルコール添加が認められ、続いて水による希釈が行われた。
戦後、(アメリカ)軍によるビールやウイスキーの普及により日本酒の状況は難しくなる。
60年代、ビールの消費が日本酒を上回り、生産者はさらに減少した。しかしながら、我々のワイン市場と同様、消費量の減少は、クオリティの向上につながり新たな日本酒市場の幕開けとなる。

重要な生産者の中の一つである内ヶ崎酒造は、創業340年の歴史をもち、火災の後に再建された1868年の木製建物が現在も迎えてくれる。
同社が生産する「鳳陽」(大吟醸/精米率40%)は2009年インターナショナルワインチャレンジの日本酒部門で優勝した。

 
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